PANewsは7月19日、CCTVニュースの報道によると、トランプ米大統領がホワイトハウスで「米国ステーブルコイン国家イノベーション法(通称GENIUS法)」に正式に署名し、米国のステーブルコイン規制法が施行されたと報じた。演説の中でトランプ氏は、連邦政府による「戦略ビットコイン準備金」と「国家デジタル資産準備金」の設立に関する大統領令に署名したと述べた。同時に、トランプ氏は「米国における中央銀行デジタル通貨の設立を決して認めない」と改めて強調した。
米国下院は17日、賛成308票、反対122票でこの法案を可決した。この法案は、米ドルに「アンカー」されたステーブルコインの規制枠組みを構築することを目的としている。しかしながら、この法案には一部から疑問の声が上がり、反対の声が上がっている。民主党議員の中には、この法案は消費者保護、国家安全保障、金融安定に十分な役割を果たしていないと批判する者もおり、トランプ一家が仮想通貨と関係があると非難する声も上がっている。
