PAニュースは3月12日、米国とウクライナが共同声明で、サウジアラビアでの米国当局者との協議中に、ウクライナがロシアとの即時30日間の停戦合意を受け入れることに同意したと述べたと報じた。ルビオ米国務長官はロシアに提案すると述べたが、今度はモスクワの番だ。ウクライナと米国の当局者は非公開会議を開催した。8時間以上に及ぶ協議の後、双方は共同声明を発表し、ウクライナは即時30日間の一時停戦という米国の提案を受け入れる用意があると述べた。すべての当事者が同意すれば停戦期間を延長できるが、ロシアがそれを受け入れ、実施しなければならない。声明は「米国はロシアに対し、ロシアの相互主義が平和達成の鍵であることを伝える」と述べた。声明によれば、米国は情報共有の停止を直ちに解除し、ウクライナへの安全保障支援を再開する。両国はまた、ワシントンとキエフがウクライナの主要鉱物資源の開発に関する包括的合意を迅速に締結することで合意したと述べた。この合意は数週間前から準備が進められていたが、先週ホワイトハウスで行われたドナルド・トランプ米大統領とウォロディミル・ゼレンスキーウクライナ大統領の緊迫した会談により行き詰まっていた。