PANewsは11月17日、サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、シンガポールに拠点を置くアント・インターナショナル(アント・グループのスピンオフ)がUBSグループAGとの戦略的提携を通じて世界的な現金管理事業を加速させており、両社はブロックチェーンベースのトークン化預金のイノベーションも模索したいと考えていると報じた。
両社は月曜日、UBSシンガポール事務所で締結された覚書に基づき、アント・インターナショナルが昨年立ち上げたブロックチェーン決済プラットフォーム「UBSデジタルキャッシュ」をグローバルな資金運用業務に活用し、効率性、透明性、セキュリティを向上させると発表した。また、この提携では、アントが独自に開発したブロックチェーンベースの社内資金管理システム「Whale」プラットフォームを連携させたソリューションを含む、トークン化された預金に関する共同イノベーションも検討される。
