PANewsは5月29日、ブルームバーグによると、世界最大の資産運用会社ブラックロックがサークル・インターネット・グループの新規株式公開（IPO）で株式の約10％を引き受ける予定であると報じた。サークル社と、CEOのジェレミー・アレール氏を含む同社の株主は、IPOを通じて最大6億2,400万ドルを調達する計画で、アーク・インベストは1億5,000万ドル分の株式購入に関心を示している。

サークルのUSDCステーブルコインは現在、ブラックロックが運用する政府系マネー・マーケット・ファンドの準備金として90%を保有しており、その規模は5月22日時点で535億ドルに達している。IPO価格は6月4日に決定され、現在の申込需要は発行量を数倍上回っている。