来年初めの米国IPOを準備中の仮想通貨取引所クラーケンは、機関投資家向け事業部門から4人の上級幹部が退職したと、事情に詳しい情報筋が明らかにした。最近退職した幹部には、機関投資家向けセールス担当グローバルヘッドのデビッド・オルソン氏、取引所運営責任者兼製品・プロフェッショナルサービス担当バイスプレジデントのシャノン・クルタス氏、店頭取引担当ディレクターのジェフ・クレイマー氏、そして南北アメリカ大陸の店頭取引責任者であるサンジェイ・K氏が含まれている。
クラーケンは、2026年第1四半期に予定されている米国でのIPOに先立ち、「数百人」の従業員を解雇したと報じられている。4月、クラーケンの広報担当者は「事業の主要分野では引き続き採用を継続しつつ、特定のポジションを削減し、人員が余剰となっている分野でチームを統合するという難しい決断を下した」と述べている。
