PANewsは5月28日、CoinDeskによると、暗号通貨取引所OKXのグローバル法務顧問メリッサ・ミュールフェルド氏が辞任したと報じた。ミュールフェルド氏は2022年5月にOKXの米国支社であるOKCoinに副法務顧問として入社し、2024年8月にグローバル法務顧問に昇進した。OKXはこれまでに、最高法務責任者のマウリシオ・ビューゲルマンス氏とコンプライアンス担当ディレクターのヴァネッサ・チャン氏を交代させ、ニューヨーク州金融サービス局の元局長リンダ・レースウェル氏を新たな最高法務責任者に任命している。事情に詳しい関係者によると、レースウェルは法務・コンプライアンス部門を再編しているという。
OKXの広報担当者は、従業員の離職についてはコメントしないのが会社の方針だと述べた。ミュールフェルド氏は記事掲載時点ではコメント要請に応じなかった。この人事異動は、同取引所が世界的なコンプライアンスへの取り組みを強化している時期に行われた。
