PANewsは2月13日、ニューヨーク・タイムズ紙によると、OpenAIの取締役会はイーロン・マスク氏を含む投資家らが提出した970億4000万ドルの買収提案に疑問を呈し、水曜日の裁判所への提出書類で、この提案は昨年マスク氏がOpenAIに対して起こした訴訟での主張と矛盾していると指摘したと報じた。

オープンAIは提出書類の中で、マスク氏は以前、同社の資産は非営利団体の管理下に置かれるべきであり、公共の利益のために他の団体に譲渡することはできないと主張していたが、現在は資産の買収を試みていると述べた。 OpenAIは、これがマスク氏の「偽善」を暴露するものだと信じている。

マスク氏の弁護士マーク・トベロフ氏は、訴訟の核心はOpenAIの管理ではなく、サム・アルトマン氏とOpenAIの不正行為であると反論した。同氏は、オープンAIが非営利資産を「売却」する計画を断念するのであれば、マスク氏は買収提案を撤回するだろうと述べた。