著者:Biteye
トランプ氏が「Buy All Crypto Assests」と投稿して以来、暗号ネイティブ勢は立て続けの核弾頭級の好材料を受けて、ついに息を吹き返した!!!
3日以内に、ビットコインは力強く77,000ドルを狙い、EMA200をはじめとする多くの強気相場指標を上回った。イーサリアムは1日で20%急騰し、2,400ドルまであと一歩。BTCが安定し、ETHに出遅れ修正の動きが出始めるなか、主要通貨から高ボラティリティのアルトコインへ資金が波及するとの期待が再び高まっている。
ただし、強気相場でBTCだけが上昇し、弱気相場で淘汰が進んだ後だけに、今回のアルトコイン相場はおそらく「全銘柄一斉高」にはならない。主要通貨からあふれ出る資金の流入を実際に獲得できるのは、引き続き、実ユーザー、安定したプロトコル収入、明確なトークンの価値捕捉、比較的健全な保有構造を持つプロジェクトだ。
1⃣ 高性能パブリックチェーンセクター
リーダー:SOL
- 流通時価総額/FDV:約518.8億/562.8億ドル
- 直近3日:+18.48%
- オンチェーン状況:TVL約53.1億ドル、ステーブルコイン約158.6億ドル、24時間DEX取引量約28億ドル
- ロック解除:流通量5.83億枚、現在の総量の約92.2%。目立った大口の崖型ロック解除はなく、主なリスクは長期的なPoSインフレ
- 保有構造:上位10アドレスはわずか6.58%
💡後市見通し:厳密に言えば、SOL自体がすでに主要通貨であり、パブリックチェーンセクターでは確実性が最も高い。ただし変動が大きく、現在はビットコインやイーサリアムに対してやや弱いため、出遅れ修正の機会を待つのがよいかもしれない。
有望銘柄:SUI
- 流通時価総額/FDV:約30.3億/74.4億ドル
- 直近3日:+14.82%
- オンチェーン状況:TVL約4.27億ドル、ステーブルコイン約4.66億ドル、24時間DEX取引量約3,900万ドル
- ロック解除:現在は40.75%しか解放されていない。2026年9月1日に約1,350万枚、約993万ドルのロック解除が見込まれ、その後も2030年以降まで解放が続く。
- 保有構造:上位10アドレス約13.55%、集中度は中程度。
💡後市見通し:前回の強気相場で目覚ましいパフォーマンスを見せ、変動も大きい。ただし低い流通率はリスク要素であり、今後のロック解除のタイミングに注意が必要。
📢セクター結論: パブリックチェーンセクターでは安定重視ならSOL。現在ブロックチェーン起業の第一候補で、エコシステムが強い。高ボラティリティ重視ならSUI。ただしパブリックチェーンは実質ETHが大きな割合を占めているため、SOLは中程度のポジション、SUIは小さめのポジションで勝負するのがよい。
2⃣DeFiレンディングセクター
- リーダー1:UNI
- 流通時価総額/FDV:約23.84億/34.06億ドル
- 直近3日:+16.98%
- オンチェーン状況:Uniswap V2、V3、V4の合計TVL約31億ドル。30日手数料約7,920万ドル、プロトコル収入約612万ドル
- ロック解除:既存の権利確定計画は100%完了済みで、当面は大口の崖型ロック解除なし。現在供給量の約62.4%が流通しており、残りは主にコミュニティトレジャリー、バーンアドレス、プロトコルコントラクトに存在
- 保有構造:上位10アドレス約52.03%。内訳はガバナンスTimelockコントラクト26.72%、バーンアドレス10.91%、主要取引所アドレス合計約6.69%、Token Distributor 1.25%。
💡後市見通し:スタンダードチャータード銀行が推す銘柄の一つ。手数料スイッチと買い戻し・バーン機構が実装されたことで、UNIは単なるガバナンストークンからプロトコルの価値捕捉力を持つ資産へとシフトし始めている。30日手数料の規模はAAVEを明確に上回る。
リーダー2:AAVE
- 流通時価総額/FDV:約15.35億/15.92億ドル
- 直近3日:+13.08%
- オンチェーン状況:Aave V3 TVL約164.7億ドル。30日手数料約3,001万ドル、プロトコル収入約408万ドル
- ロック解除:約97%解放済み
- 保有構造:上位10アドレス約43.07%。ただしステーキングプール15.32%、V3コントラクト5.24%、エコシステム準備金3.61%を含む。
💡後市見通し:スタンダードチャータード銀行が推す銘柄の一つ。トークンの流通構造と収益力が最もバランスが取れているが、底値からの反発で既に値幅は大きい。
有望銘柄:MORPHO
- 流通時価総額/FDV:約15.0億/22.84億ドル
- 直近3日:+8.65%
- オンチェーン状況:Morpho Blue TVL約89.3億ドル。30日手数料約1,634万ドル。ただしプロトコル層の収入は現在ほぼゼロ
- ロック解除:供給データに明確な口径差があり、CoinGecko流通率は約65.7%、Tokenomistの取引可能/解放ベースは約34%。次の崖型ロック解除は今のところ不明
- 保有構造:上位10アドレス約64.4%。うちラップコントラクト39.13%、シードラウンドアドレス9.01%
💡後市見通し:プロトコルの成長は速いが、トークンの価値捕捉はAAVEより弱く、供給統計も不透明だ。
📢セクター結論: DeFiセクターは現在の暗号資産セクターで実際の収益を上げている数少ない分野であり、市場で実証済みの老舗セクターだ。一定のDeFi資産を組み入れることを推奨する。
3⃣Perp DEXセクター
リーダー:HYPE
- 流通時価総額/FDV:約164.1億/737.5億ドル
- 直近3日:+24.89%
- オンチェーン状況:Hyperliquid L1 TVL約14.5億ドル、ステーブルコイン約65.7億ドル、Bridge TVL約62.7億ドル。30日手数料約4,839万ドル、収入約3,452万ドル
- ロック解除:報告上の流通量は約2.22億枚で、総量の約23%のみ。9月5〜6日にホワイトペーパーのモデルでは約992万枚の解放が見込まれるが、実際のチーム受取量は通常モデルを下回る
- 保有構造:将来インセンティブ26.3%、コア貢献者25.4%、財団6.4%、この3つで合計58.1%
💡後市見通し:HYPEはPerp DEXのリーダーとして、現時点では揺るぎない存在だ。ただしトランプ氏の推奨後は、現在の上昇率とロック解除構造からみて、やみくもに高値追いするのは適さない。
📢セクター結論:Perp DEXは今サイクルで最も注目されるセクターだが、現在HYPEの収入・買い戻しは断トツでリードしている一方、HYPEの価格・時価総額は既に高く、慎重な組み入れが必要かもしれない。
4⃣RWAとオンチェーン金融インフラセクター
リーダー:LINK
- 流通時価総額/FDV:約80.9億/108.1億ドル
- 直近3日:+15.78%
- オンチェーン状況:コミュニティステーキングプール約4,088万枚LINK。Ondoのトークン化株式とETFは既にChainlinkデータフィードを使用
- ロック解除:CoinGecko流通率約74.8%、Tokenomistの取引可能フロート約58.8%。固定の大口ロック解除日は今のところなし
- 保有構造:上位10アドレス約30.5%。うち約20.2%は非流通の公式ウォレット、4.09%はコミュニティステーキングプール
💡後市見通し:RWA、ステーブルコイン、クロスチェーン、機関金融のオンチェーン化の恩恵を同時に受けられるため、単一RWAプロジェクトより確実性が高い。
🔥有望銘柄:ONDO
- 流通時価総額/FDV:約17.67億/36.29億ドル
- 直近3日:+10.19%
- オンチェーン状況:Ondo Yield Assets TVL約25.1億ドル、Global Markets約9.71億ドル
- ロック解除:現在約49%〜53%解放。ただし2027年1月18日に19.4億枚のロック解除が見込まれる!
- 保有構造:上位10アドレス約70.41%。うち公式マルチシグ単一アドレス54.79%
💡後市見通し:事業成長力は強いが、トークンの価値捕捉、保有集中度、2027年の大口ロック解除はいずれも明確なリスクだ。
📢セクター結論: LINKはRWAセクターの主力ポジションに適する。ONDOはイベントドリブンの小さめポジションのみに適し、2027年のロック解除が市場に十分織り込まれるのを待つのが望ましい。

