PANewsは10月9日、CNBCがシティ・ベンチャーズ（Citi Ventures）がステーブルコイン・インフラのスタートアップ企業BVNKに非公開の投資を行ったと報じた。BVNKは、法定通貨と暗号資産の双方向決済をサポートするステーブルコイン決済システムを提供している。共同創業者のクリス・ハームス氏は、同社の評価額は前回の資金調達ラウンドで公表された7億5000万ドルを上回ったと述べた。同社の急成長は米国市場で顕著で、これは米国のステーブルコイン規制法案であるGENIUS Actの成立を背景にしている。シティは独自のステーブルコインの発行と暗号資産カストディ事業への進出を検討している。ステーブルコインの取引量は過去12ヶ月で約9兆ドル（Visa）、時価総額は3000億ドル（CoinMarketCap）を超えている。BVNKは、CoinbaseとTiger Globalからも出資を受けている。