PANewsは8月5日、米国商品先物取引委員会（CFTC）が、一部の登録先物取引所にイーサリアムやビットコインなどのレバレッジ型デジタル資産の上場を許可する方法を検討していると報じた。キャロライン・ファム委員長代理はプレスリリースで、「CFTCが今すぐ実行できる明確かつシンプルな解決策がある」と述べた。これは、3月の意見記事で、CFTCが権限を行使して、先物取引所の上場をデリバティブ取引のみに制限する現行の規則から一部の企業を除外できる可能性を示唆した内容に言及したものだった。CFTCは、CFTC登録先物取引所におけるスポット暗号資産契約の上場について、8月18日までにパブリックコメントを募集している。

CFTCの動きは、証券以外の仮想通貨に対する直接的な規制権限を付与する法案が議会で可決されるのを待たない姿勢を示している。下院は7月に仮想通貨市場構造法案を可決したが、上院での審議はまだ続いている。今回の発表は、先週開始されたCFTCの仮想通貨スプリント・イニシアチブの第一歩となる。ホワイトハウスが監督する省庁間タスクフォースは、デジタル資産規制に対する政府全体のアプローチを概説した重要な政策文書を発表した。