PANewsは9月4日、ワールド・ゴールド・カウンシル(世界金協会)が、8月末の力強い反発を受け、金価格が1オンスあたり3,429ドルに達し、前月比4%上昇したと報じた。8月末時点で、金の年初来上昇率は31%に達した。米ドルの大幅な下落にもかかわらず、金価格は主要通貨すべてで上昇した。この好調な勢いは9月初旬まで続いた。8月の金価格上昇の主な要因としては、月初からの米ドル安、地政学的緊張の継続、そして世界的な金担保上場投資信託(ETF)への資金流入の継続などが挙げられた。米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利下げ確率の高まりも金価格を支えた。金担保ETFへの資金流入は、8月で55億ドルの純流入となり、主に北米(41億ドル)と欧州(19億ドル)から流入した。一方、アジアおよびその他の地域からは流出が見られた。
世界金協会:金ETFは8月に55億ドルの資金を集めたが、アジアからの資金流出は欧米の買いを阻止できなかった
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著者:PA一线
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