PANewsは7月17日、CoinDeskの情報として、ビットコインの初期投資家であるロジャー・バー氏が先月、米国への身柄引き渡しを阻止するため、欧州人権裁判所にスペイン政府を提訴したと報じた。バー氏は2017年にビットコインを売却して2億4000万ドルの利益を得たとして、脱税の疑いで告発されていた。
スペインの裁判所は既に米国司法省の身柄引き渡し要請を承認している。バー氏は訴状の中で、スペイン政府の決定は「司法の正義と身柄引き渡し手続きの規則に対する明白な違反」だと述べた。欧州人権裁判所は、この訴えを受理し、現在審査中であることを確認した。米国司法省は、バー氏が米国市民であった際に、関連するビットコイン売却収入をIRS(内国歳入庁)に報告していなかったと非難している。
