PANewsは6月25日、The Blockの情報として、暗号資産取引所Coinbaseが米国シークレットサービスによる2億2500万ドル相当の「盗難」暗号資産の押収を支援したと発表したと報じた。この事件は、2023年に人身売買組織に関連した「豚殺し」詐欺事件で、Tetherは関連する自社ウォレット内のUSDT相当額を凍結していた。Coinbaseは、同社のチームが盗難資金の流れの特定と、数日間にわたるオンチェーン追跡による補償対象者の特定を支援したと述べた。米国シークレットサービスは、この作戦が同機関史上最大の暗号資産押収記録を樹立したと述べた。米国司法省もTetherの積極的な協力に感謝の意を表し、米国連邦捜査局（FBI）は潜在的な被害者が請求を提出するためのチャネルを開設した。

6月18日には、米国司法省が仮想通貨詐欺に関与した2億2500万ドル以上の資金に対して民事没収訴訟を起こしたと報じられた。