PANewsは7月17日、CryptoSlateの情報に基づき、フランス議員らが最近、原子力発電所の余剰電力をマイニングに利用する5年間のビットコインマイニング実証プログラムを提案する法案を国会に提出したと報じた。フランスデジタル資産開発協会（ADAN）のデータによると、1ギガワットの余剰電力を利用することで、フランスは毎年1億ドルから1億5000万ドルの収入を得ることができる。議員らは、この措置は原子力発電所の維持費を補填するだけでなく、電力の無駄を省き、電力網の均衡化にも役立つと述べた。法案では、マイニングで発生する熱を地域暖房や温室農業などに利用できることも盛り込まれている。実証プログラムが承認されれば、直ちに開始され、6ヶ月後に実現可能性評価が行われる予定だ。

先月報道されたように、 フランス国民議会は手続き上の問題を理由にビットコインマイニングを許可する提案を一時的に否決した。