PANewsは2月18日、フィナンシャル・タイムズとコインテレグラフを引用し、欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁が任期満了となる2027年10月前に退任することを検討していると報じた。これにより、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とドイツのアンゲラ・メルツ首相は、2027年4月のフランス総選挙前に後任について合意に達することができる。ECBの広報担当者はこれに対し、ラガルド総裁は「自身の使命に完全に集中しており、任期満了についてはまだ何も決定していない」と回答した。
ラガルド総裁の早期退任の可能性は、欧州中央銀行(ECB)によるデジタルユーロ導入の推進にとって極めて重要な時期に浮上した。同総裁のリーダーシップの下、ECBはデジタルユーロに向けた準備を進め、ステーブルコインやその他の民間デジタル通貨のリスクをEUの暗号資産市場規制法の枠組み内で管理する必要性を繰り返し強調してきた。ラガルド総裁自身も長年、ビットコインなどの暗号資産を「極めて投機的」、「無価値」、「裏付け資産がない」などと批判してきた。ECBのリーダーシップが変われば、デジタルユーロ、ステーブルコイン規制、暗号資産関連の決済手段に関するECBのコミュニケーションの優先順位や重点に影響を与える可能性がある。ただし、全体的な規制の方向性はEUレベルで確立されている。

