PANewsは5月5日、CoinDeskの情報として、ベンチャーキャピタル大手のアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が、22億ドル規模の新たな暗号資産ファンド「クリプト・ファンド5」の設立を発表したと報じた。このファンドは今後10年間にわたり、暗号資産分野におけるあらゆる投資段階を網羅する形で運用される予定だ。
a16zは、今回のファンド投資は、決済、金融サービス、分散システムなどの分野を含む、「実社会で価値を持つ」アプリケーション指向のプロジェクトに重点を置くと表明した。その核心的な判断は、現在の市場は短期的なストーリーに突き動かされるプロジェクトよりも、「長期的に持続可能なインフラと製品」の構築に適しているというものだ。
特定の分野において、ステーブルコインは重要な焦点となっている。a16zは、ステーブルコイン市場は約3,200億ドル規模に成長し、国境を越えた決済、貯蓄、日常的な取引において利用が拡大し続けており、従来の金融システムに比べて低コストかつ高効率な決済手段を提供していると指摘している。さらに、永久契約、オンチェーン融資、予測市場、トークン化された資産も成長分野として注目されている。
AI投資ブームによってベンチャーキャピタルがそちらに流れている状況下で、a16zは、特にますます複雑化し不透明化するAIシステムにおいて、ネットワークの信頼性と決済機能がますます重要になる中で、暗号資産は「インフラストラクチャおよび調整レイヤー」としての地位を取り戻しつつあると考えている。
注目すべきは、このファンドの規模は、2023年に立ち上げられた45億ドルの第4号ファンドよりは小さいものの、Haun Venturesの10億ドルファンドやDragonfly Capitalの6億5000万ドルファンドなど、最近の類似機関の資金調達額よりは依然として大きいということである。
「市場心理は低迷しているものの、仮想通貨業界のファンダメンタルズは過去最高水準にあると我々は考えている」と、a16zのパートナーは述べた。




