PANewsは5月5日、Cointelegraphによると、暗号資産データ分析会社Kaikoが最新のレポートで、Robinhoodの暗号資産上場発表を巡る市場で、いわゆる「フロントランニング」取引活動が疑われる事例が発生していると指摘したと報じた。
報告書によると、複数のトークン上場に先立ち、無期限契約の保有やオンチェーン取引において異常な資金の流れが観測された。例えば、ウォレットアドレス「0xa1E」は、1月15日にRobinhoodがLighter(LIT)の上場を発表する約1時間前にHyperliquidでロングポジションを構築し、発表後すぐに利益確定のためにポジションを決済した。また、このアドレスは、4月28日にRobinhoodが財務報告書を発表する数時間前にHOOD関連の無期限契約をショートし、価格下落後にポジションを決済した。
カイコ氏はまた、ZEC、SNX、NEARなどのいくつかの上場イベントでも同様のパターンが見られたと指摘した。発表の数時間前には、市場で資金調達率が急上昇し、取引量と建玉が増加し、それに伴って価格が事前に変動した。
分析によると、この一貫した行動は2つの説明から説明できる可能性がある。1つ目は、一部のトレーダーが非公開の情報にアクセスしたり、情報面で優位に立っている可能性があること。2つ目は、高頻度トレーダーがファンディングレートや市場のミクロ構造シグナル(取引量や建玉の変化など)に基づいて予測的な取引を行っている可能性があることである。
カイコ社の研究者らは、現在のデータでは直接的なインサイダー取引の存在を証明することはできないものの、このパターンは複数の資産上場において繰り返し現れており、継続的な監視が必要であると述べている。




