PANewsは5月12日、Delphi Digitalの最新レポート「How Far Can Saylor Stretch It」によると、STRCがStrategyの現在のBTC蓄積モデルにおける主要な資金調達手段となっていると報じた。MSTRの現在のEVベースのmNAVが約1.24倍に低下したことで、普通株の高プレミアム発行を通じて「1株当たりのBTC増加」を実現する従来のモデルは著しく弱体化した。
報告書は、Strategyがこれまで低利回り資金を調達するために転換社債による資金調達に頼ってきたものの、依然として約82億ドルの未償還元本を抱え、2027年9月から始まる多額の債務返済期限に直面していることを指摘している。一方、STRCは年率11.5%の配当で収益重視の投資家を引き付け、新たな転換社債の満期によるプレッシャーを回避しながら、BTC購入を継続するための新たな資金源を提供している。
しかし、デルファイは、STRC構造では配当金支払いの負債が今後も蓄積され続けると考えている。BTCが上昇を続け、MSTRの評価プレミアムが維持されれば、ストラテジーはこのコストを吸収できるかもしれないが、BTCが長期にわたって横ばいで推移すれば、普通株発行の効率は低下し、優先株負債の圧力は増大し続けるだろう。また、同レポートは、ストラテジーの現在の22億5000万ドルの現金準備金は、2027年の約10億ドルの返済圧力をカバーできるが、2028年のより大きな負債に対しては新たな解決策が必要になると指摘している。




