PANewsは5月15日、CoinDeskによると、米国の法律事務所Charles Gersteinがマンハッタン連邦裁判所に、Tetherに対し、イランに対する未払いのテロ判決を抱える被害者に、凍結された3億4400万ドル相当のUSDTを送金するよう求める申し立てを行ったと報じた。このUSDTは、米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、関連するTronウォレットがイラン革命防衛隊(IRGC)のものであると判断した後、Tetherによって凍結されていた。原告側は、OFACがウォレットをIRGCのものであると特定し、Tetherがトークンを凍結した以上、Tetherは被害者の弁護士が管理するウォレットに同額のUSDTを再発行すればよいと主張している。
この訴訟は、テロ関連の判決を執行するために、暗号資産プラットフォームのデジタル資産凍結・移転機能を活用するという、チャールズ・ガースタイン氏の広範な法的戦略の一環である。北朝鮮関連のハッキング資金が関係していたアービトラム事件とは異なり、今回のケースではOFAC(米国財務省外国資産管理局)が該当ウォレットをイラン革命防衛隊のものと指定しており、所有権の問題がより明確になっている。ガースタイン氏は以前にも、アービトラム資金凍結事件やレールガンDAO事件で同様の戦略を展開している。




