PANewsは5月29日、CoinDeskの情報として、イタリアのUniCredit Bankの幹部であるエレナ・カルレッティ氏が、欧州は仮想通貨関連企業や銀行に関連する金融ショックへの対応が不十分である可能性があると警告したと報じた。カルレッティ氏は、2023年にシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行が破綻した際、米国がステーブルコイン発行者が保有する資金を含むすべての預金を保護する決定を下したことが、仮想通貨市場の安定化に役立ったと指摘した。
カルレッティ氏は、欧州が同様の措置を容易に採用することはできないと述べた。EUのMiCA規則では、ステーブルコイン発行者は銀行預金や国債などの流動資産で準備資産を保有することが義務付けられており、これにより従来の銀行との結びつきが強まる。しかし、欧州の預金保証制度は通常、預金者1人あたり銀行1行につき最大10万ユーロしか保護しない。この上限額では、大規模なステーブルコイン準備口座が圧迫された場合のショックを吸収できない可能性がある。カルレッティ氏はこれを「二重の弱点」と呼んだ。




