PANews 7月28日、CNBCによると、米国の一部議員らは、暗号資産を伝統的な「ウォッシュセール(wash sale)」ルールの対象に含め、長年存在する税制上の抜け穴を塞ごうと動いている。現行ルールでは、株式などの証券投資家が、損失を出して売却した前後30日以内に同一または「実質的に同一」の資産を買い戻した場合、その売却損を税務上申告できない。しかしビットコインやイーサリアムなどの暗号資産は税法上「財産」とみなされるため規制対象外で、保有ポジションを変えずに「タックスロスハーベスティング」が可能となっている。
共和党のジョディ・アーリントン議員は「既存の租税濫用防止規則のデジタル資産への適用法案(Applying Existing Tax Anti-Abuse Rules to Digital Assets Act)」を提出した。財務省は以前、ウォッシュセールルールをデジタル資産に拡大した場合、10年間で約240億ドルの増収が見込めると試算していた。ビットコインETFなどの証券化商品を通じて暗号資産を保有する投資家の一部は、すでにウォッシュセール制限の対象となっている。



