PANews 7月29日付の報道によると、Bloombergの情報として、马云(ジャック・マー)氏が出資するデータベース企業OceanBaseが、シリーズAラウンドの資金調達に向けて投資家と協議を行っている。約20億~30億元(約2億9500万~4億4300万米ドル)の調達を目指し、独立運営を推進するとともに、AIデータベース事業の拡大を加速させる狙い。OceanBaseは当初、2010年にアント・グループ(蚂蚁集团)の社内向けデータベース需要に応える形で開発され、同グループの「独身の日(双11)」などの大型セール期間中に、秒間50万トランザクションの処理能力を支えてきた。
関係者によると、OceanBaseは現在、AI分析機能の強化を進めており、構造化データの処理に加え、動画などの半構造化データや非構造化データの処理能力も引き上げている。企業データとAIモデルやAIエージェント(AI Agent)をつなぐ重要インフラとなることを目指す。将来のスピンオフ上場(IPO)に向け、OceanBaseは2024年に独立した取締役会を設置し、従業員向け株式報酬制度(ESOP)を整備した。さらに別の関係者によると、アント・グループのエンタープライズサービス部門であるアント・デジタル・テクノロジーズ(Ant Digital Technologies)も、独自の資金調達スキームを模索しているという。


