PANews 7月30日ニュース、英フィナンシャル・タイムズによると、25歳の元OpenAI研究員レオポルド・アッシェンブレナーが設立したAIテーマのヘッジファンド「Situational Awareness」は、AI関連株の大幅調整によりファンドが著しい損失を被ったことを受け、新たな資金注入を模索している。アッシェンブレナーは最近のコミュニケーションで市場の変動性拡大を認める一方、それを新たな投資機会と位置づけ、投資家に対し8月1日までに新規資金を投じるよう促した。ファンドが大きく保有するAIデータセンター、電力、ストレージ、GPUクラウド関連銘柄は、今回のAI設備投資取引の潮が引く中で大幅に下落した。
同ファンドは2024年に設立され、一時は約200億ドルの規模に達し、2026年6月までの純リターンは439%で、レバレッジを用いてポジションを拡大していた。第1四半期の13F届出書ではプットオプションのポジション保有が示されていたが、同届出書は3月31日時点のスナップショットに過ぎず、現在のヘッジ状況を判断することはできない。今回の資金調達はAI設備投資取引の潮目が変わった象徴的な出来事とみられ、市場はAIサプライチェーンのリターン実現までの期間とレバレッジリスクをあらためて見直しつつある。


