PANewsは12月30日、韓国メディア「大連」を引用したDL Newsの報道によると、韓国最高裁判所は、北朝鮮のハッカーが韓国陸軍大尉を勧誘し、軍事機密をビットコインと交換しようとした際に協力した仮想通貨取引所の従業員に対し、懲役4年の判決を支持したと報じた。この取引所の従業員は、北朝鮮のハッカーから48万7000ドル相当のビットコインを受け取り、その報酬として大尉に3万3500ドル相当のビットコインを支払った。
裁判所は、当該従業員が国家保安法違反の罪で有罪判決を受け、その行為は国家安全保障を脅かす可能性があると判断した。関与した船長は、以前、軍事秘密保護法違反で懲役10年と罰金刑を言い渡されていた。捜査の結果、北朝鮮のハッカーが従業員に指示し、船長に「腕時計型隠しカメラ」と軍用ノートパソコンに埋め込むためのUSBハッキング装置を提供し、韓米共同指揮統制システムへの遠隔アクセスを試みたものの、失敗したことが明らかになった。船長は以前、軍事秘密保護法違反で懲役10年と罰金刑を言い渡されていた。
