PANewsは9月14日、オーストリア国立銀行（ANZ）の新総裁で欧州中央銀行（ECB）理事会メンバーのマルティン・コッハー氏がインタビューで、大きなショックがない限り、ECBは一時的に政策金利を2%に据え置く可能性があると述べたと報じた。「現時点では、この金利サイクルは終了したか、あるいは非常に近い」とコッハー氏は述べた。ECBは今週木曜日、2会合連続で政策金利を2%に据え置いた。コッハー氏は、「データに大きな変化がない限り」今月の決定の根拠は、ある程度「今後のECB会合でも引き続き当てはまるだろう」と述べた。個人的なスタンスについて問われると、コッハー氏は「金融政策については引き続き慎重な姿勢を維持する」と述べ、インフレに関して過度のリスクを取ることは控えるよう助言した。