PANewsは10月29日、IPO前の株式時価総額が12億5000万ドルのSecuritizeが、仮想通貨ネイティブ企業として最新の上場計画を発表したと報じた。The Blockによると、資産トークン化大手のSecuritizeは、Cantor Fitzgerald傘下の特別買収会社(SPAC)を通じて米国での上場を計画している。合併後の会社はSecuritize Corp.に社名変更され、ナスダックでSECZのティッカーシンボルで取引される。同社はまた、自社株のトークン化も計画している。
同社は、上場プロセスの一環として、セキュリタイズが「バランスシートの強化」と事業ロードマップの加速を目的として、総額4億6,900万ドルの調達を計画していると述べた。この資金の一部は、Arche、Borderless Capital、Hanwha Investment & Securities、InterVest、ParaFi Capitalなどの新規投資家を引き付けた、総額2億2,500万ドルのプライベート・エクイティ公募(PIPE)取引によって賄われる。CitiとCantorは、このPIPE取引の共同募集代理人を務める。セキュリタイズは、ARK Invest、BlackRock、Blockchain Capital、Hamilton Lane、Jump Crypto、Morgan Stanley Investment Managementなどの既存株主が、合併後の会社に持分の100%を譲渡すると発表した。
