PANewsは7月10日、コインテレグラフによると、仮想通貨ATM運営会社ビットコイン・デポが2024年6月23日にデータ侵害を公表し、氏名、電話番号、運転免許証番号などの機密情報を含む2万6732人の顧客の個人情報が漏洩したと報じた。同社はサイバーセキュリティ企業による調査で第三者による不正アクセスが原因であることが確認されたとしながらも、「顧客情報の不正利用の証拠は発見されていない」と強調した。
同社は、通知の遅延は連邦法執行機関の捜査要件への協力が必要だったためであり、2025年6月13日まで通知手続きの開始が許可されなかったと説明した。現在、Bitcoin Depotはセキュリティ監視対策を強化し、影響を受けたユーザーにクレジット詐欺アラートを設定するよう推奨している。これは、2024年12月のByte Federalに続く、仮想通貨ATM運営会社が関与する大規模なデータ漏洩事件である。
