PANewsは6月29日、タイム誌が2025年の「世界で最も影響力のある企業トップ100」リストを発表し、コインベースが選出されたと報じた。タイム誌は次のように記している。
昨年秋以来、米国最大の仮想通貨取引所であるCoinbaseの収益は20億ドル以上に急上昇している。トランプ大統領の勝利による仮想通貨への熱狂の高まりにより、トレーダーや投資家が同プラットフォームに集まっている。その選挙中、Coinbaseは仮想通貨を国民投票の争点にするため大規模なロビー活動を展開した。そして今、同社は5月にS&P 500に含まれた最初の仮想通貨銘柄となり、ワシントンD.C.における仮想通貨業界の政策努力の重要な推進力となっている。業界に有利な法案が可決されれば、Coinbaseは米国の仮想通貨活動のさらに大きな拠点となるだろう。しかし、Coinbaseにも問題がないわけではない。著名なブロックチェーン調査員らは、ユーザーが毎年詐欺で何億ドルもの損失を出しているセキュリティ上の脆弱性にCoinbaseが対処できていないと非難している。米国証券取引委員会(SEC)は、同社が過去の開示情報でユーザー数を水増ししていたかどうかを調査していると報じられています。しかしながら、Coinbaseは事業拡大を目指し、5月にドバイに拠点を置く仮想通貨デリバティブ取引所Deribitを29億ドルで買収しました。
