PANewsは8月4日、CoinSharesが発表したレポートによると、デジタル資産投資商品からの過去1週間の純流出額は2億2,300万ドルで、15週間ぶりにマイナスに転じたと報じた。週初めには8億8,300万ドルの流入があったものの、連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的なシグナルと米国の好調な経済指標を受けて、週後半には資金流入が反転し、金曜日には流出額が10億ドルを超えた。
ビットコインは週中に4億400万ドルの流出を記録し、下落を牽引したが、年初来(YTD)の純流入額は200億ドルにとどまり、金融政策の変更に対する高い感応度を反映している。イーサリアムは15週連続で純流入を記録し、総額1億3300万ドルとなった。XRP(3120万ドル)、Solana(880万ドル)、SEI(580万ドル)などの他の資産も好調だった一方、AaveとSuiはそれぞれ120万ドルと80万ドルの流入と、小幅な動きとなった。
