HashKeyグループ傘下の世界有数のWeb3インフラサービスプロバイダーであるHashKey Cloudは本日、東京証券取引所に上場するQuantum Solutions株式会社(証券コード:2338)との提携により、日本初となるDATステーキング協業を開始することを発表しました。HashKey Cloudが主導するこの協業では、HashKeyグループが新たに立ち上げたワンストップサービスプラットフォーム「HashKey CaaS」を活用し、Quantum Solutionsに専門的かつ安全なイーサリアム(ETH)のステーキングおよび再ステーキングサービスを提供します。日本の上場企業がDATフレームワークを用いて専門機関を通じてイーサリアムのステーキングに参加し、デジタル資産の堅調な価値向上を実現するのは、これが初めてとなります。
この協業では、HashKey Cloudの機関投資家向けステーキングインフラとリスク管理における技術的強みを活用し、Quantum Solutionsの資産活用効率向上を支援するとともに、リステーキングやDeFiイールドアグリゲーションといった革新的なシナリオの検討を支援します。機関投資家向けステーキングと暗号資産管理のパイオニアであるHashKey Cloudは、その強みを活かし、日本市場におけるWeb3金融イノベーションの新たなモデルの探求を支援しています。
HashKeyオンチェーン・ビジネス・グループのCEO、レオ・リー氏は次のように述べています。「Quantum Solutionsとの提携により、上場企業の資産配分におけるデジタル変革を推進できることを光栄に思います。日本市場におけるブロックチェーン技術の普及とコンプライアンスの成熟度は、大変喜ばしいものです。HashKey Cloudは、安全で専門的、そして拡張性の高い機関投資家向けの製品とサービスを通じて、企業がWeb3エコシステムへ着実に統合できるよう支援することに尽力してまいります。」
クオンタム・ソリューションズのCEO、フランシス・B・ゾウ氏は、「ハッシュキー・グループとの提携により、クオンタムは機関投資家レベルのETHステーキングサービスを提供する世界初の上場企業の1つとなりました。これは、ETH準備資産に対する当社のアクティブ利回り管理戦略の正式な開始を意味します」と述べています。
アジアで最も成熟した規制枠組みを有し、大きな可能性を秘めた市場の一つである日本では、過去1年間でオンチェーン価値が大きく成長し、規制環境も改善を続けています。HashKey CloudとQuantum Solutionsの今回の提携は、HashKey Cloudにとって日本市場への重要な第一歩となるだけでなく、日本の上場企業が暗号資産のコンプライアンス管理に参加するための、再現可能なモデルを提供することで、資本市場におけるブロックチェーン技術のより広範な応用を促進することが期待されます。
