PANewsは9月19日、オンライン取引プラットフォームのIGグループが、オーストラリアの仮想通貨取引所Independent Reserveの過半数株式を7,240万米ドルで取得したと報じました。この買収は、急成長を続けるアジア太平洋地域の仮想通貨市場における同社の地位を強化し、英国と米国における既存の仮想通貨事業を補完することを目的としています。IGグループはまずIndependent Reserveの株式の70%を取得し、その後、業績に応じて残りの30%を取得するオプション権を保有します。取引は2026年初頭に総額1億1,760万米ドルで完了する予定です。

Independent Reserveは、オーストラリアで最も早くから規制された暗号資産取引プラットフォームの一つであり、34種類の暗号資産をサポートし、オーストラリアとシンガポールの市場をカバーしています。同プラットフォームは、2025年6月期の売上高が2,330万米ドル（前年比88%増）に達し、月間アクティブユーザー数は60%増加し、預かり資産総額は11億2,000万米ドルに達しました。IGグループは、今回の買収が2027年度以降の収益増加に寄与すると予想しています。