PANewsは6月20日、Crypto In Americaによると、米国の暗号資産取引所Krakenが本社をサンフランシスコからワイオミング州シャイアンに移転すると報じた。この決定は、デジタル資産を財産と定義し、秘密鍵を保護するなど、明確な法律を制定するなど、ワイオミング州がデジタル資産政策において主導的な立場にあることに基づく。Krakenは過去4年間で同州に30万ドルを投資し、ワイオミング大学の暗号資産教育プログラムを支援し、ブロックチェーンセミナーを共催してきた。ワイオミング州のシンシア・ルミス上院議員は、同州が10年近くデジタル資産政策の最前線に立ってきたことを指摘し、これを歓迎した。従業員は依然としてリモートワークを行っているものの、今回の移転は、Krakenが、十分に整備された規制サンドボックスを備えた同州とのより緊密な関係を正式に確立したことを意味する。