PANews 7月28日付情報、CryptoQuantの分析によると、バイナンスにおけるビットコイン流入データに顕著な乖離が生じている。大口(クジラ)の30日間総流入額は39億ドルで、6月12日のピーク時の約70億ドルから44.3%減少。一方、個人投資家の流入額は78億ドルで、6月5日の約100億ドルから22%の減少にとどまった。個人投資家の流入額は現在、大口の約2倍にあたる39億ドルの差がついている。
分析では、この乖離は7月28~29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控えたタイミングで生じていると指摘。フェデラルファンド(FF)金利先物は現在、0.25%の利上げ確率を約36%織り込んでおり、3.50~3.75%の目標レンジ据え置きがより可能性の高いシナリオとみられる。ビットコインの観点からは、予想外の利上げはドルと米国債利回りを下支えし、リスク資産のボラティリティを高める可能性がある。一方、利上げ停止とハト派寄りのガイダンスが伴えば、マクロ面での圧力が部分的に緩和される可能性もある。水曜日のFOMC決定は、こうした乖離が継続するか、縮小に向かうかを見極める重要な変数となる。



