PANews 8月3日、Bloombergによると、米国の製造業は驚くべき成長の底堅さを見せている。米供給管理協会(ISM)が発表した最新データによれば、全米の製造業活動は7カ月連続で拡大を維持し、7月の製造業景況指数は55.6に急上昇、2022年5月以来の高水準を記録した。この数値は好不況の分岐点となる50を大きく上回り、同セクターが4年超ぶりの最も力強い成長サイクルに入ったことを示している。
製造業の好調と地政学リスクがもたらすインフレ脅威を受け、米国債市場は激しい動揺に見舞われた。長期米国債は最近、猛烈な売りにさらされ、利回りは一時ここ20年近くで最高水準まで急騰した。
バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)の米金利戦略責任者、マーク・カバナ(Mark Cabana)氏はこの状況について、「教科書的なインフレ信認ショック」だと評した。
カバナ氏は、市場動揺の核心的原因はデータそのものではなく、FRBの政策コミュニケーション不足にあると指摘。特に、ケビン・ウォーシュ(Kevin Warsh)議長が最近の記者会見で、FRBがどのように2%のインフレ目標を達成するのかを明確に説明できなかった点に言及した。




