PANewsは12月16日、CoinDeskの情報として、ブラックロックがデジタル資産戦略の強化に向け、積極的に採用活動を行っていると報じた。トークン化資産やオンチェーン資産への機関投資家の関心が高まる中、ブラックロックは仮想通貨およびブロックチェーン関連製品を世界規模で展開することを目指している。求人情報サイトでは、ブラックロックはデジタル資産関連のポジションを7つ募集しており、うち6つは米国、1つはシンガポールで募集している。

米国で募集されているポジションの一つは、ブラックロックのiSharesデジタル資産ETF製品ラインの拡大に重点を置いています。「デジタル資産製品戦略担当副社長／ディレクター」の職務では、既存の製品を仮想通貨ETFを含むように拡張し、機関投資家や資産運用顧客への販売促進を支援することが求められます。また、この職務では「商業的魅力の高い次世代製品」の構築も求められており、従来の投資商品の枠にとらわれないアプローチを目指す同社の意向が示されています。シンガポールでは、ブラックロックがアジアにおけるデジタル資産戦略を展開するリーダーを募集しています。このポジションでは、事業目標の設定、グローバルな優先事項と合致する地域における「先制的な大規模投資」の特定、そして複数年にわたる事業計画の策定も職務に含まれます。