PANewsは12月16日、CoinDeskの情報として、決済会社PayPal(銘柄コード:PYPL)が月曜日にユタ州で産業銀行免許を申請し、「PayPal Bank」という融資機関の設立を目指していると発表したと報じた。同社はPaxosとの提携を通じてPYUSDステーブルコインを運営している。プレスリリースでは、中小企業向けの「ビジネスローンソリューション」の提供、その他の顧客向けの利子付き貯蓄口座の開設、そしてクレジットカードネットワークとの提携を計画していると述べた。さらに、PayPalは連邦預金保険公社(FDIC)に預金保険の適用を申請している。
PayPalは月曜日の声明で自社の仮想通貨事業については言及しなかったものの、最近この分野への投資を強化している。今年初めにはウォレット間の仮想通貨送金機能を追加し、ユーザーが仮想通貨で送金または請求するためのパーソナライズされたリンクを作成できるようにした。さらに、PayPalは加盟店向けサービスに「Pay with Crypto」機能を導入し、加盟店が仮想通貨を決済手段として受け入れるための仲介役を務めている。
