PANewsは12月16日、Decryptによると、ReversingLabsのセキュリティ研究者が機械学習技術を用いて、人気のPython製ビットコインウォレットライブラリbitcoinlibを標的とするマルウェアパッケージを検出したと報じました。「bitcoinlibdbfix」と「bitcoinlib-dev」と名付けられたこれらの2つのマルウェアパッケージは、ビットコイン取引中のエラーメッセージへの解決策を装っていましたが、実際には正規のコマンドをオーバーライドして機密性の高いデータベースファイルを盗むように設計されていました。これらの悪意のあるプログラマーはGitHub上の議論にも参加し、自らのライブラリの実行を働きかけていましたが、他の開発者はこれを詐欺だと正しく認識しました。現在、両パッケージは削除され、ダウンロードできなくなりました。つまり、開発者にとってもはやリスクはありません。