PANewsは12月30日、ブルームバーグを引用し、トランプ一家の暗号資産プロジェクトに関係する小規模フィンテック企業Alt5 Sigmaが、監査役のVictor Mokuolu CPA PLLC氏をクリスマスの日に解雇したと報じた。同氏は採用から3週間も経っていない。これは、同社内部の混乱の新たな兆候である。月曜日に提出された規制当局への提出書類によると、新たな監査役はイリノイ州ディアパークに本社を置くLJ Soldinger Associates LLCである。Victor Mokuolu CPA PLLCは月曜日、SECへの提出書類に添付された書簡の中で、Alt5の発表と一致して、自身がもはや同社の監査役ではないことを確認した。
Alt5は監査法人としてLJ Soldinger Associatesを採用した。同社が2ヶ月足らずで監査法人を変更するのはこれで3回目となる。書類によると、2023年からAlt5の監査を担当していたHudgens CPAは、唯一のパートナーの退職が迫っていたため、11月下旬に辞任した。これは、監査法人の対応が遅れたため、Alt5が四半期決算の締め切りに間に合わなかったことを受けたもの。Alt5のマネージングパートナーであるウィリアム・ハジェンズ氏は月曜日、自身は退職しないものの、同社は上場企業の監査業務から撤退する予定であり、6月にこの計画をAlt5に伝えていたと述べた。12月初旬には、Hudgens氏はAlt5が内部問題の責任を不当にAlt5になすりつけたと主張していた。
