PANewsは6月12日、The Blockの記事によると、元イーサリアム財団の研究者でGethの主任開発者であるピーター・シラージ氏が今週、Xプラットフォームに、イーサリアムのコアクライアントであるGethを非公開企業として分離することを求める500万ドルの提案を拒否したと報じた。シラージ氏はまた、財団がライバルのGeth開発チームに秘密裏に資金提供していたと非難した。シラージ氏は、イーサリアムのコミュニケーターであるジョシュ・スターク氏に「秘密の第2Gethチーム」について話してから24時間以内に解雇されたと明かした。
シラージ氏は、イーサリアム財団がGethへの資金提供を削減すると脅し、開発者に500万ドルを提供して独立運営を可能にすると申し出たと述べた。この発言は、イーサリアム財団の新共同ディレクター、トマシュ・K・スタンチャク氏への反論として行われた。スタンチャク氏はイーサリアムで2番目に大きなクライアントであるNethermindの開発者である。スタンチャク氏は以前、「Gethからの撤退計画」を否定する投稿をしており、財団は「研究と教育に注力するため、今後数年以内にGethから撤退する予定だ」というシラージ氏の発言にも反論していた。シラージ氏は昨年11月に財団からの離脱を発表していた。
