PANewsは6月27日、DL Newsによると、リップル社の最高技術責任者であるデイビッド・シュワルツ氏が、同社が初期段階から後期段階まで複数の買収を推進していることを明らかにしたと報じた。シュワルツ氏は、従来の金融機関が現在、暗号資産分野における合併・買収(M&A)に関心を示さないことが、リップル社にとって戦略的な買収の好機となっていると指摘した。同時に、技術チームはXRP Ledgerブロックチェーンのアップグレードを進めており、「プログラマビリティ」の向上とレンディングプロトコルの導入を計画しているが、イーサリアムなどの一般的なブロックチェーンとは一線を画す決済機能に引き続き注力していくという。
同社は今年4月、ブローカーのヒドゥン・ロードを12億5000万ドルで買収し、それ以前にはカストディ会社のメタコ(2億5000万ドル)とスタンダード・カストディを買収している。
