中国の李成剛国際貿易交渉官兼商務副大臣は29日、中米両国が合意に達したことを踏まえ、米国が停止した24%の相互関税と中国の対抗措置が予定通り延長されるよう引き続き働きかけていくと述べた。
PANewsは7月30日、中国中央テレビ(CCTV)の報道によると、中米貿易協議の中国側の首席交渉官である何立峰副首相が7月28日から29日まで、スウェーデンのストックホルムで米国のジェフリー・ベサント財務長官、グリア通商代表と会談した。何立峰副首相は、双方は両国首脳の電話会談で得られた重要な共通認識を引き続き踏襲し、中米貿易協議メカニズムの役割を十分に発揮し、共通認識を継続的に高め、誤解を減らし、協力を強化し、対話と協議をさらに深め、より多くのウィンウィンの結果を目指していくべきだと述べた。米国側は、安定した米中貿易関係は両国と世界経済にとって重大な意義があるとし、中国側と協力して、米中貿易協議メカニズムを通じて引き続き貿易経済分野における意見の相違を解決し、協議の成果をさらに促進し、米中貿易関係のさらなる安定化を図りたいと述べた。新華社によると、中国の李成剛国際貿易交渉官(商務省次官)は29日、中米両国が合意に達したことを踏まえ、米国が停止した24%の相互関税の予定延長と中国側の対抗措置を引き続き推進していくと述べた。