PANewsは6月4日、Bitcoin.comによると、ChainplayとStroribleの共同調査で、2023年1月1日から2024年12月31日までにベンチャーキャピタルの出資を受けた1,181の暗号資産プロジェクトのうち、約45%が運営を停止し、77%が月収1,000ドル未満の収益にとどまっていることが分かったと報じた。ベンチャーキャピタル機関別では、Polychain Capitalの投資失敗率が最も高く、投資プロジェクトの44%が中止され、76%のプロジェクトが有効な収益を生み出していない。Yzi Labs(旧Binance Labs)は支援プロジェクトの失敗率が72%。Circle、Delphi Ventures、Consensys、Andreessen Horowitzなどの大手ベンチャーキャピタル企業でも、支援を受けたプロジェクトが多数運営を停止し、3分の2以上のプロジェクトが失敗している。
エンジェル投資家の中で、「ゾンビプロジェクト」の割合が最も高いのは、元Coinbase CTOのバラジ・スリニヴァサン氏で57%。次いでアーサー・ヘイズ氏が34%、サンティアゴ・サントス氏が15%、サンディープ・ネイルワル氏とスタニ・クレチョフ氏が10%のプロジェクトを閉鎖した。データによると、資金調達規模と成功率には有意な相関関係がある。5,000万ドル以上の資金調達を行ったプロジェクトの失敗率は大幅に低い一方、500万ドル未満の資金調達を行ったプロジェクトでは、33%が失敗し、20%が事業を停止している。
