PANewsは5月26日、コインテレグラフによると、仮想通貨取引所コインベースとその幹部が、データ漏洩と英国の規制違反の開示義務違反で投資家のブレイディ・ネッスラー氏に訴えられたと報じた。起訴状によれば、5月のデータ漏洩により株価は1日で7.2%下落し、2024年7月に英国FCA協定違反で科された450万ドルの罰金も株価の変動を引き起こしたという。コインベースは以前、内部者が賄賂を受け取り、ユーザーデータを漏洩し、4億ドルの損失につながる可能性があったことを明らかにした。
これはコインベースの株価下落に対する賠償を求める初の集団訴訟であり、2021年4月から2025年5月までの株式購入者を対象としている。訴訟では同社が規制違反を適時に開示せず、株価をつり上げたと訴えている。コインベースはコメントを控えた。同プラットフォームはこれまでにも、ユーザーの生体認証データを適切に処理できなかったとの申し立てを含む、データ漏洩をめぐる複数の訴訟に直面している。
