PANewsは6月22日、CrowdfundInsiderの情報として、タイ政府が仮想銀行設立の申請3件を承認したと報じた。これは金融イノベーションの促進、サービスが行き届いていない市場へのアクセス拡大、そしてタイの銀行業界における競争強化を目的とした動きである。タイ財務省は、タイ銀行(BOT)の勧告に基づき、クルンタイ銀行、ACMホールディング・カンパニー・リミテッドが主導するコンソーシアム、通信大手のアドバンスト・インフォ・サービスとPTTオイル・アンド・リテール・ビジネスからなるコンソーシアム、そしてSCB X、WeTechnology、韓国のカカオバンクからなるコンソーシアムが予備承認を受けたと発表した。
同銀行は、革新的なデジタルチャネルを通じて、特に現在銀行口座を持っていない、あるいは十分なサービスを受けていない個人顧客や中小企業(SME)に金融サービスを提供し続けると述べた。
