PANewsは7月21日、Aave DAOがAFRC投票で99.8%の支持を得て決議を可決し、非営利団体Ink FoundationによるAave V3コードベースに基づくホワイトラベル融資プラットフォームの立ち上げを承認したと報じた。Ink Foundationは、Krakenが育成した同名のイーサリアムレイヤー2を支援する非営利団体である。DAOは、Aaveコードベースに基づく、ブランド名を改めた中央集権型融資プラットフォームの立ち上げをInk Foundationに承認する予定だ。Aave DAOのサービスプロバイダーは、最初の6ヶ月間、InkのAave V3インスタンスを支援する。その見返りとして、Aave DAOは新プラットフォームの収益の一定割合を受け取る。この収益は、すべての資金調達プールの融資額に基づいて算出され、準備金の5%以上となる。

この措置により、Ink Foundationとその中央集権型パートナーは、プラットフォームの導入後少なくとも12ヶ月間は他のレンディングプロトコルとの提携を試みないことが保証されます。一方で、Ink Foundationは、このAave V3ホワイトラベル版の立ち上げと開発に多大なリソースを投入し、複数の流動性マイニングプログラムを立ち上げて、プラットフォームの初期流動性として2億5,000万ドル以上を確保する予定です。