PANewsは6月20日、セマフォーの情報筋の話として、アブダビ上場のビットコインマイニング企業フェニックス・グループのCEO、ムナフ・アリ氏がインタビューで、同社は人工知能(AI)分野への進出を目指し、今後2年でグローバルデータセンターの容量を1ギガワット以上に倍増させる計画で、事業の一部を米国に移転することを検討していると述べたと報じた。アリ氏は、「ビットコインマイニングは6ヶ月で稼働開始できるが、AIデータセンターの構築には数年かかる。この2つを組み合わせることでリスクヘッジが可能になる」と指摘した。
フェニックスは、鉱業事業とデータセンター事業を分離し、米国証券取引所に上場する計画だ。アブダビの親会社が過半数株式を保有する。アリ氏は具体的な時期は明らかにしなかったが、二重上場によって資金調達が容易になり、米国テクノロジー企業の株価上昇の恩恵を受けることができると述べた。
