PANews 7月29日、Cointelegraphによると、アジアの半導体株急落の影響で米国株式市場のテクノロジーセクターが圧力を受ける中、火曜日の米国市場寄り付き後にビットコインが一時6.3万ドルを割り込み、重要なサポートラインを下抜け、約10日ぶりの安値を記録した。市場データによると、ビットコインの値動きは世界的なテクノロジー株売りの影響を受けており、アジアの半導体セクターの急落がリスク資産の連鎖反応を引き起こし、米国市場にも波及した。
今回のテクノロジー株調整の主因は、AIインフラ投資のリターンに対する投資家の懸念である。市場では、ハイパースケーラー(超大規模クラウド企業)が設備投資を拡大し続ける持続可能性や、巨額のAI投資が十分な利益を生み出せるかどうかへの疑念が高まっている。現在、Alphabet、Microsoft、Amazon、Meta Platformsの4社の2026年の設備投資見通しの合計は約7250億~7300億ドルに達すると予想されており、ウォール街は2027年にはこの数字がさらに9000億ドルまで拡大する可能性があるとみている。
このうち、Alphabetは第2四半期に初めてフリーキャッシュフローがマイナスに転じ、キャッシュ消費額は59億ドルに達した。同社のクラウド事業はAIコンピューティング需要の高まりによって82%の増収を達成したものの、高投資モデルが市場の懸念を招いている。
暗号資産市場では、ビットコイン下落に伴いロングポジションの大規模な清算が発生した。データによると、過去24時間で暗号資産市場のロング清算額は5.1億ドルを超えた。BTCが6.47万ドルを下回ると、市場ではロング清算の「連鎖反応」が引き起こされる可能性があると分析されており、現在この価格帯の下には大量のロング流動性が蓄積している一方、上方の6.58万~6.62万ドルのゾーンには大きなショート清算圧力が存在する。
現在、市場の注目はAI大手の決算発表とテクノロジー企業の設備投資計画に移っており、投資家はこれらを手がかりにAI投資ブームが引き続き持続可能な裏付けを持つかどうかを見極めようとしている。



