PANews 8月7日、Decryptの報道によると、暗号資産ウォレットサービスを提供するMetaMaskは「Agent Wallet(エージェントウォレット)」と呼ばれるセルフカストディ型AIウォレットを発表した。これにより、AIエージェントはユーザーが設定した権限の範囲内でオンチェーン取引を自律的に実行できるようになり、AI駆動型の暗号資産取引インフラへの布石をさらに強化する。
MetaMaskによると、Agent Walletは、AIエージェントを用いてマーケット監視、機会の特定、自動取引を行うトレーダーや開発者を対象としている。従来のようにAIエージェントがウォレットの全権限を直接取得するのとは異なり、このウォレットでは、ユーザーが取引限度額の設定、アクセス可能なプロトコルの指定、リスクパラメータの調整を行えるほか、「Guard Mode(保護モード)」と「Beast Mode(高度自動化モード)」の2つの稼働方式を提供する。Claude Code、Codex、Cursor、OpenClaw、Hermes、OpenCodeといったAIツールに対応しており、Hyperliquidやイーサリアム仮想マシン(EVM)ベースのブロックチェーンネットワークとも互換性がある。さらに、このウォレットはガス抽象化機能をサポートしており、ユーザーがチェーンのネイティブトークンを手数料として保有する必要はなく、AIエージェントが取引資産を直接利用してガス代の決済を完了できる。


