PANews 8月7日、ロイター通信によると、4人の業界関係者が明らかにしたところでは、イランとオマーンの間で提案されている協定は、ホルムズ海峡を通って湾内に入る船舶に対する管理権をテヘランに与える内容だが、米国の制裁と、いかなる支払いにも制限を課す保険約款により、合意の履行は困難になっている。いかなる課金措置も重大なコンプライアンス上の問題を引き起こす。米国がすでに同海峡の運営を担うイランの「ペルシャ湾海峡管理局」を制裁対象に指定しているためだ。米財務省はまた、米国人が「安全な航行の保障」に関連してイラン政府から提供されるサービスを受け取ることを禁じている。
業界関係者によれば、いかなる支払い行為も資産凍結を招く恐れがある。もう一つの複雑な要因は、ロイズ・マーケット・アソシエーション(LMA)が7月末に、戦争保険の引受人が使用する約款を導入したことだ。この約款によると、船舶がホルムズ海峡を通過するために通過料や通行料その他の費用を支払った場合、その保険による補償は打ち切られる。保険業界の関係者は、LMAの約款が費用を支払った船主への補償提供を保険会社に禁じる一方で、イランが通行料の徴収を望んでいるため、海運会社はジレンマに陥っていると語った。



