PANewsは12月11日、グレイプ・シティ・オブ・マインドフルネス・オーソリティ(GMCA)が、Matrixport傘下のRWAプラットフォームであるMatrixdockを、金担保トークンTERのコアトークン化技術パートナーに任命したと報じました。契約によると、MatrixdockはTERの基盤となるトークン化インフラの構築を担当し、GMCが安全で透明性が高く、検証可能なデジタル金融システムを構築する上で支援します。これは、RWAの開発がエンタープライズレベルの製品から国家レベルのアプリケーションへと正式に移行したことを意味し、資産トークン化技術の道のりにおける重要なマイルストーンとなります。
Matrixdockの責任者であるエヴァ・メン氏は、「今回の協業は、ソブリン・デジタルファイナンスの進化における重要な一歩となります。金のトークン化と機関投資家レベルのデジタル資産インフラにおける当社の経験を活かし、GMCが信頼性、透明性、包摂性を備えた金融エコシステムを構築する上で支援していきます。金に裏付けられたトークンは、ブータン国民に信頼できる価値の手段を提供し、GMCの革新的なモデルの強固な基盤を築くことになるでしょう」と述べています。
この協業は、ブータンの金のトークン化に関する戦略的選択を示すだけでなく、Matrixdockの技術、セキュリティ、コンプライアンス能力の成熟度が国家レベルで認められていることを反映するものでもあります。主権プロジェクトのインフラ構築段階への正式な参入により、RWAの国家レベルのアプリケーションにおけるMatrixdockの役割がさらに強調され、金のトークン化分野における同社の主導的地位が強化されます。
